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スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?雪道での車の運転

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?

ってお悩み方は、ほとんど雪の降らない地域で、雪が降っても年に数回。

道路に積雪ともなれば、年に1度あるかないか。

スタッドレスタイヤの装着率が低く、道路に1cmも積雪すれば、至る所でスタック、スリップ事故、大渋滞の起こる地域にお住まいの方ではありませんか?

 

まず、大前提として、冬はスタッドレスタイヤ、夏はサマータイヤが一番です。

 

しかし、ほとんど雪の降らない地域の方にとって、年に1度積雪があるかないか、雪の降る地域に用事や旅行で出かける。

その時のためだけに、スタッドレスタイヤを購入するのは、ちょっと高価なお買い物になりますね。

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンは目的が異なりますので、比較するのはどうかと思いましたが、スタッドレスタイヤとタイヤチェーンを比較してみました。

 

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの目的

  • スタッドレスタイヤは、雪道を安全に走行するためのタイヤ。
  • タイヤチェーンは、雪道で、発進、停止を補助するタイヤの滑り止め。

タイヤチェーンは、切れるリスクや乗り心地、走行音を考慮すると、10km~15km、30分程度の運転にしか向いていません。

あっ!!!

1日だけだったら1時間程度であれば、耐えれるかな。

 

 

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?スタッドレスタイヤとタイヤチェーンのデメリット

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンのデメリットを解説します。

スタッドレスタイヤのデメリット

  • サマータイヤ(夏タイヤ)と比較すると高価。
  • 車1台に対して、スタッドレスタイヤとサマータイヤ(夏タイヤ)の両方(2種類)を購入しないといけない。
  • 使用しないどちらかのタイヤを保管する保管場所が必要。
  • 夏、冬、季節に応じてタイヤ交換をしないといけない。

スタッドレスタイヤは、冬季にしか使用しないタイヤであるため、サマータイヤ(夏タイヤ)と比べて価格が高く、夏場はスタッドレスタイヤのまま走行しないことが推奨されているため、保管場所が必要となります。

 

 

タイヤチェーンのデメリット

  • 速度制限がある、速度が出せない。(ほとんどのタイヤチェーンは、使用時40km以下。実際は、20km~30kmでしか走行できない。)
  • 脱着の手間がある。(積雪路面で取付け、アスファルト路面で取外し、付けては外しての繰り返し。)
  • 乗り心地が悪い。(ガタンゴトン、ガタンゴトンの振動、ガチャガチャ、ガチャガチャと鳴り響く音。)

タイヤチェーンは、脱着に手間がかかり、走行音や振動が大きく乗り心地が悪く、40km以下での走行と制限が付きます。

 

 

雪の中、タイヤチェーンを脱着するのは、手がかじかむし、寒いし、大変ですよ。

吹雪いたら、最悪。

※ふわふわ雪は、細かい雪で風が吹くと舞い上がるような雪質

※べちゃべちゃ雪は、水分を多く含んだ雪質

 

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?積雪平坦道路(圧雪路)と凍結道路(氷盤路)での制動距離

積雪平坦道路(圧雪路)では、スタッドレスタイヤの制動距離が最も短い。

凍結道路(氷盤路)では、タイヤチェーンの制動距離が最も短い。

オートソック(布製タイヤチェーン)は、圧雪路には強く、氷盤路には弱い。

※制動距離とは、ブレーキが効き始めてから、車が完全に停車するまでの距離のことです。

引用元、走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト) | JAF

 

積雪平坦道路(圧雪路)での制動距離

時速40kmから急ブレーキを踏み、制動距離を測定。

  • スタッドレスタイヤ、17.3m
  • タイヤチェーン、28.4m
  • オートソック(布製タイヤチェーン)20.1m
  • オールシーズンタイヤ、22.7m

引用元、走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト) | JAF

 

凍結道路(氷盤路)での制動距離

時速40kmから急ブレーキを踏み、制動距離を測定。

  • スタッドレスタイヤ、78.5m
  • タイヤチェーン、59.0m
  • オートソック(布製タイヤチェーン)、99.2m
  • オールシーズンタイヤ、101.1m

引用元、走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト) | JAF

 

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?登坂走行。

勾配12%(約6.8度)、平坦道路から発進の場合。

  • スタッドレスタイヤ、登れる。
  • タイヤチェーン、登れる。
  • オートソック(布製タイヤチェーン)、登れる。
  • オールシーズンタイヤ、登れる。

勾配12%(約6.8度)、坂道の途中から発進(坂道発進)の場合。

  • スタッドレスタイヤ、登れる。(テストでは、FF車を使用していますが、FR車の場合は、登れないはず。筆者の自家用車は、FR車で、スキー場に行く時の坂道渋滞でスリップして登れなくて、急遽スタッドレスタイヤの上にタイヤチェーンを巻く経験が何度もあります。)
  • タイヤチェーン、登れる。
  • オートソック(布製タイヤチェーン)、登れる
  • オールシーズンタイヤ、×

引用元、(9) XユーザーのJAFさん: 「降雪時に坂道をノーマルタイヤで走行すると スリップ事故や立ち往生による渋滞が発生します⚠️ 雪道はノーマルタイヤで走行せず スタッドレスやチェーン装着は必須🚘💥 急勾配の坂道はオールシーズンタイヤでも登れないこともあるので 雪道は「大丈夫だろう」と思わず慎重に⛄ https://t.co/Auoyp4Wt94 https://t.co/0RYhU5o4tG」 / X (twitter.com)

 

 

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?総括

スタッドレスタイヤ、タイヤチェーンの主なメリットとしては、雪道や凍結路での走行性能、安全性の向上が挙げられます。

スタッドレスタイヤを総合的に見ると、雪道や凍結路での安全性を向上させる効果が高く、脱着の手間もなく、積雪や凍結の多い地域を走行する場合、必須アイテムとなります。

 

タイヤチェーンを総合的に見ると、雪道や凍結路での安全性を向上させる効果は絶大ですが、脱着に手間がかかる点や、走行音や振動が大きく、乗り心地が悪くなる点などのデメリットもあるため、使用を検討する際には注意が必要です。

※布製タイヤチェーンは、走行音や振動がほとんどなく、乗り心地もさほど変わりません。

オートソック、布製タイヤチェーンの口コミと評判。適合表と特徴 - ナイロの備忘録 (nairo716.com)

 

タイヤチェーンは、ほとんど雪の降らない地域で、急な積雪でのサマータイヤ(夏タイヤ)に装着や、積雪のある地域で、大雪などによってチェーン規制発令時にスタッドレスタイヤに装着する場合には、必須です。

 

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?選び方のポイント

  1. ほぼ毎日積雪している降雪地帯の方は、スタッドレスタイヤ一択。
  2. 雪の降らない地域の方で、降雪地帯を通って通勤もしくは、降雪地域にお出かけ。道中に高速道路もしくは有料道路、自動車専用道路がある場合や観光などで滞在し市街地、郊外を巡る場合は、スタッドレスタイヤ一択。
  3. ほとんど雪の降らない地域の方で、スキー場などの降雪地の山間部にお出かけ。道中は、一般道だけならタイヤチェーンでも可能。
  4. ほとんど雪の降らない地域の方で、急な積雪での対策であれば、タイヤチェーンで可能。

 

ほとんど雪が降らない。

雪が降っても年に数回、2、3cm程度の積雪。

2、3日もすれば路面から積雪がなくなる。

って方は、オールシーズンタイヤを検討してみてはいかがでしょうか?

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スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?雪道での車の運転。

雪道での車の運転

雪道での車の運転は以下の通りです。

  1. 急の付く運転、急ブレーキ、急ハンドル、急発進はしない。
  2. 登り坂の途中で、停止、発進を行わない。(坂道もしくは、登りきったところに信号がある場合、坂道の手前の平坦な道路で停車し、信号が変わってから進む。)
  3. 前方車両との車間距離を十分にとる。(前方車が突然スリップすることがあるので、急ブレーキ、急ブレーキにならない車間距離。)
  4. アクセルは、じわじわと踏み、急発進しない。(タイヤが空回りスリップすると車が左右に意図しない方向に動きます。)

雪道に強い弱い駆動方式

平坦な道路、登り坂の雪道に強い駆動方式は、やはり4WD車(四駆車)ですね。

弱い ⇒ 強い

後輪駆動車(FR) ⇒ 前輪駆動車(FF) ⇒ 4WD車

 

下り坂の雪道に強い弱い駆動方式はありません。

4WD、FF車、FR車、関係なし。

下り坂で関係あるのは、タイヤもしくは、タイヤチェーンなどの滑り止めの違いです。

 

雪道では何が起こるかわかりません。

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サマータイヤ(夏タイヤ)にタイヤチェーンで降雪地域に行ける?

行けます。

しかし、

30年、40年前、スパイクタイヤかタイヤチェーンしかない時代であれば。

スパイクタイヤ禁止規定

1990年に公布。

1991年4月1日に施行。

現在は、スタッドレスタイヤが当たり前の時代。

降雪地域では、スタッドレスタイヤ装着率がほぼ100%。

物資を輸送する長距離大型トラックの8割、9割がスタッドレスタイヤ。

見通しの良い平坦な道路。

制限速度50km。

スタッドレスタイヤを装着した車は、時速50km、60kmで普通に走行。

その中を、サマータイヤ(夏タイヤ)にタイヤチェーンで、ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガチャガチャ音を立てながら、ノロノロ走る車。

タイヤチェーンを装着した車を先頭に、大渋滞。

「迷惑でしかないですね。」

後続車を気にして、広くなった路肩に寄って、後続車に進路を譲る。

後続車が、追い抜きざまに冷たい目線。

初心者マークを付けた車に抜かれ、教習車に抜かれ、おまけに、スタッドレスタイヤを履いた原付バイクに抜かれる。

県外ナンバーの車であれば、パトカーに止められ職務質問。

耐えられますか?

筆者は、耐えられません。

スタッドレスタイヤかオールシーズンタイヤで行きましょう!!!

 

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スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどっちがいい?まとめ

スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路での走行性・制動性・安全性は高いが、冬季にしか使用しないタイヤであるため、サマータイヤ(夏タイヤ)と比べて価格が高く、夏場はスタッドレスタイヤのまま走行しないことが推奨されているため、保管場所が必要となります。

 

タイヤチェーンは、安価で、雪道や凍結路に効果抜群ですが、脱着に手間がかかり、走行音や振動が大きく乗り心地が悪く、40km以下での走行と制限が付きます。(タイヤチェーンの切れるリスク、乗り心地、走行性の面で、実際は、20km~30kmくらいしか速度が出せない。)

タイヤチェーンは、10km~15km、30分程度の運転にしか向いていません。

まして、30分以上停車する場合は、タイヤチェーンが水分で凍結するので、脱着しないといけないです。

 

スタッドレスタイヤは、雪道を安全に走行するためのタイヤ。

タイヤチェーンは、雪道で、発進、停止を補助する滑り止め。(一時しのぎ)

と考慮いただければ、必然的にスタッドレスタイヤがいいという結論に至ります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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