シエンタの純正タイヤの特徴とメーカー、おすすめのタイヤはどれ!用途別に解説。
近年、タイヤは目覚ましい進化を遂げており、新車にはその車種に最適な性能を発揮するように設計されたタイヤが装着されています。
シエンタも例外ではなく、新車装着のOEタイヤには、「トーヨータイヤ、ナノエナジーJ67」、「ダンロップ、エナセーブ EC300+」が採用されています。
※OEタイヤとは、自動車メーカーが純正装着用にタイヤメーカーに依頼して開発・生産したタイヤのことを指します。
- OEタイヤ(新車装着タイヤ)、Original Equipment Tire(オリジナルエクイップメントタイヤ)の略。
- REPタイヤ(市販タイヤ)、Replacement Tire(リプレイスメントタイヤ)の略。

シエンタの新車装着タイヤは、燃費性能、静粛性、ライフ性能、ウェット性能、乗り心地のバランスが良く、快適な走行を実現しています。
しかし、タイヤは消耗品であり、いずれは交換が必要となります。
そこで本記事では、「街乗り」や「長距離走行」といった用途に合わせた、シエンタにおすすめのタイヤをご紹介していきます。
愛車シエンタのポテンシャルを最大限に引き出し、快適で安全なドライブを楽しみましょう!
- シエンタの純正タイヤとメーカー
- シエンタのタイヤサイズ
- シエンタにおすすめのタイヤはどれ!
- シエンタにおすすめのタイヤはどこで買える?
- ロードインデックスと空気圧について
- タイヤサイズの調べ方
- タイヤは製造から5年でどうなる?
- シエンタの純正タイヤの特徴とメーカー、おすすめのタイヤはどれ!まとめ
シエンタの純正タイヤとメーカー
シエンタの純正タイヤの特徴とメーカーを解説します。
- トーヨータイヤ、ナノエナジーJ67(NANOENERGY J67)
- ダンロップ、エナセーブ EC300+
トーヨータイヤ、ナノエナジーJ67の特徴
トーヨータイヤ、ナノエナジーJ67は、低燃費性能と快適性を両立したタイヤです。
燃費性能
- ナノバランステクノロジーによる新トレッドコンパウンド配合により、従来品と比べて転がり抵抗を低減し、燃費性能を向上。
- シエンタの低燃費性能をさらに引き出し、経済的な運転をサポート。
静粛性
- ノイズリダクションパターンを採用し、パターンノイズを低減することで、静粛性の高い走行を実現。
- 高速道路走行時や市街地走行時でも、静粛性に優れた快適な室内空間を提供。
ライフ性能
- 高耐久性のコンパウンドを採用し、摩耗を抑え、タイヤライフを向上。
- シエンタの日常使いにおいて、タイヤ交換頻度を抑え、ランニングコストの削減。
ウェット性能
- 非対称トレッドデザインと新トレッドコンパウンドにより、ウェット路面でのグリップ性能と排水性を向上。
- 雨天時、梅雨時期や降雨量が多い地域でも安定したハンドリング性能を発揮し、安全運転をサポート。
乗り心地
- トレッドパターンとサイドウォールの設計を最適化することで、快適な乗り心地を実現。
- 凹凸路面での振動や騒音を抑え、上質な乗り心地で、長時間の運転でも疲れにくく、快適なドライブが楽しめます。
採用タイヤサイズ
- 185/65R15 88S
2022年9月13日記事
「NANOENERGY」がトヨタ自動車の新型「シエンタ」に採用 | プレスリリース | TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト
ダンロップ、エナセーブ EC300+の特徴
ダンロップ、エナセーブ EC300+は、低燃費性能と静粛性を追求したエコタイヤです。
低燃費性能
- 低転がり抵抗ゴムとトレッドパターン最適化により、転がり抵抗を低減し、燃費向上を実現しています。
静粛性
- ノイズ発生を抑える設計により、車内を静かに保ちます。
ライフ性能
- 偏摩耗を抑制する高剛性ショルダーブロックを採用することで、タイヤの摩耗を抑制し、長持ちを実現。
ウェット性能
- 新しいトレッドパターンを採用することで、ウェット路面での制動距離を短縮し、雨天時の安心感を高めています。
乗り心地
- 快適な乗り心地を実現しています。
採用タイヤサイズ
- 185/65R15 88S
- 185/60R15 84H(ウェルキャブ向け)
2022年9月13日記事
DUNLOP「エナセーブ EC300+」がトヨタ自動車の新型「シエンタ」に装着 | 住友ゴム工業 (srigroup.co.jp)
シエンタのタイヤサイズ
シエンタのタイヤサイズを解説します。
- 185/65R15
- 185/60R15
- 195/50R16
- 175/70R14
現行モデル
10系純正タイヤサイズ、2022年(R4年)~
- 185/65R15
前モデル
- 170系、2015年(H27年)~
- 80系、2003年(H15年)~
170系、2015年(H27年)~
- 185/60R15(純正タイヤサイズ)
- 195/50R16(特別仕様車タイヤサイズ)
80系、2003年(H15年)~
- 175/70R14(純正タイヤサイズ)
- 185/60R15(特別仕様車タイヤサイズ)
シエンタにおすすめのタイヤはどれ!
シエンタにおすすめのタイヤを用途別に解説します。
- 街乗り向けのタイヤの選び方
- 長距離走行向けのタイヤの選び方
- 街乗り向けにおすすめのタイヤ
- 長距離走行向けにおすすめのタイヤ
- おすすめのタイヤ、価格順
街乗り向けのタイヤの選び方
街乗りでは、発進・停止が頻繁で、小回りを利かせることが多いため、以下の3点を重視します。
- 静粛性(ロードノイズ)
- 低燃費性能
- 乗り心地
1.静粛性(ロードノイズ)
市街地では、速度域が低い分、タイヤの走行音が気になりやすい場合があります。
静粛性に優れたタイヤは、車内の快適性を高めてくれます。
静粛性を高めるために、タイヤの溝(トレッドパターン)や素材を工夫しているものが多く、乗り心地も柔らかい傾向にあります。
2.低燃費性能
信号での停止や渋滞など、燃費が悪化しやすい街乗りでは、転がり抵抗の少ない「エコタイヤ」がおすすめです。
転がり抵抗が少ないと、少ない力で車が前に進むため、燃費の向上につながります。
ただし、グリップ力はやや控えめになることがあります。
3.乗り心地
マンホールや路面の凹凸を乗り越える機会が多いため、クッション性や衝撃吸収性に優れたタイヤを選ぶと、快適な乗り心地が得られます。
長距離走行向けのタイヤの選び方
長距離走行では、高速道路での安定性や、長時間運転での疲労軽減が重要になるため、以下の3点を重視します。
- 高速安定性・直進安定性
- 静粛性(コンフォート性能)
- 耐摩耗性・寿命
1.高速安定性・直進安定性
高速走行では、タイヤのふらつきが疲労につながります。
しっかりとした剛性を持つタイヤは、高速での安定した走行を可能にし、長距離運転の疲労を軽減してくれます。
2.静粛性(コンフォート性能)
長距離の移動では、車内での会話や音楽を楽しみたいものです。
静粛性の高いタイヤは、ロードノイズを抑え、車内を快適な空間に保ちます。
コンフォートタイヤと呼ばれる種類は、静粛性や乗り心地を追求した製品が多く、長距離ドライブに最適です。
3.耐摩耗性・寿命
長距離を走るほどタイヤの摩耗は進みます。
耐摩耗性の高いタイヤは、より長く使用できるため、経済的です。
街乗り向けにおすすめのタイヤ
- ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」
- ブリヂストン、「ECOPIA NH200C」
- ブリヂストン、「REGNO GR-XⅢ」
ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」
ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」の主な特徴は以下の通りです。
- ウェット性能:新しいコンパウンドにより、雨天時でも安心感のあるグリップ性能を発揮します。
- 静粛性:縦溝の幅を最適化し、アンダートレッドラバーを採用することで、パターンノイズとロードノイズの両方を低減し、快適な走行を可能にします。
- 安全性と経済性の両立:アンダートレッドラバーが、他の性能を犠牲にすることなく、低転がり抵抗を実現し、燃費向上に貢献します。

- 185/65R15 92H XL
- 195/50R16 88V XL
- 175/70R14 88T XL
ミシュラン、「ENERGY SAVER 4」が街乗りに向いている主な理由は、以下の通りです。
- 安全:雨の日に強いウェットグリップ性能で、街中の急な天候変化にも安心して運転できます。
- 快適:走行中のノイズが抑えられているため、静かで快適なドライブが楽しめます。
- 経済的:転がり抵抗が低く抑えられているので、燃費が向上し、日々のガソリン代の節約につながります。
「雨の日の安心感と快適性を両立した、バランスの良い低燃費タイヤ」 と言えます。
ブリヂストン、「エコピア NH200C」
ブリヂストン、「エコピア NH200C」は、軽・コンパクトカー向けに設計されたタイヤで、以下のような特徴があります。
- 低燃費性能:「エコテクノロジー構造」により、転がり抵抗を低減し、高い低燃費性能を実現しています。これにより、ウェット性能やライフ性能も両立しています。
- 安全性:軽・コンパクトカー専用のパターンと独自の技術「ULTIMAT EYE」により、偏摩耗を抑制し、雨天時の安心感を高めています。
- ライフ性能:最適化されたブロック剛性の専用パターンにより、軽・コンパクトカーにおけるライフ性能が向上しています。

- 185/65R15 88S (NH200 C)
- 185/60R15 84H (NH200 C)
- 195/50R16 84V (NH200)
- 175/70R14 84S (NH200 C)
ブリヂストン、「エコピア NH200C」が街乗りに向いている主な理由は、以下の通りです。
- 偏った減り方を抑え、長持ちする:頻繁な発進・停止やカーブが多い街乗りでも、タイヤが均等に摩耗するように設計されています。これにより、タイヤの寿命が延び、交換頻度を減らせます。
- ガソリン代を節約できる:転がり抵抗を減らす構造により、優れた低燃費性能を発揮します。
- 軽・コンパクトカーにぴったり:街乗りで多く使われるこれらの車種に特化して開発されているため、性能を最大限に活かせます。
経済性と安全性能の「長持ち」を追求したバランスの良いスタンダードな低燃費タイヤと言えます。
ブリヂストン、「REGNO GR-XIII」
空間品質と走行性能、サステナビリティ性能を高次元で両立し、「REGNOは新しい次元へ」進化したプレミアムタイヤ。
ブリヂストン、「REGNO GR-XIII」の主な特徴は以下の通りです。
- 空間品質/静粛性:レグノ史上かつてない深みを増した静かさ。ロードノイズを大幅低減。
- 乗り心地:揺れや突き上げを抑えた、上質で快適な乗り味。
- 走行性能/質の高い走り:応答性の良いハンドリングと安定感を向上。すっきりとした乗り味を実現。
- ウェット性能:ウェットグリップ性能の最高ランク「a」を取得。雨の日も高い安心感。
- サステナビリティ性能:ブリヂストンの商品設計基盤技術「ENLITEN」を国内市販用で初搭載。全サイズが低燃費タイヤに適合し、環境負荷低減に貢献。

- 185/65R15 92H XL
- 185/60R15 84H
- 195/50R16 84V
- 175/70R14 84S
ブリヂストン、「REGNO GR-XIII」が街乗りに向いている主な理由は、以下の通りです。
- 最高クラスの静粛性(空間品質):速度域の低い街中でも気になるロードノイズを大幅に低減し、車内の快適性を高めます。
- 上質な乗り心地:マンホールや路面の凹凸による突き上げや衝撃をマイルドに吸収し、快適な走行を実現します。
- 優れた低燃費性能:全サイズが低燃費タイヤに適合し、軽量化技術(ENLITEN)により、発進・停止が多い街乗りの燃費向上に貢献します。
街乗りで重視される「静粛性」・「乗り心地」・「低燃費性能」も高いレベルで満たしているため、日常的な街乗りでもその上質さを体感。
そして、長距離走行においても「高速安定性」・「静粛性」・「疲労軽減」の全てを最高水準で実現しており、「快適性・走行性能・環境性能を高次元で両立した、新次元のプレミアム・コンフォートタイヤ」と言えます。
長距離走行向けにおすすめのタイヤ
- ダンロップ、「ENASAVE EC204」
- ヨコハマゴム、「BluEarth-RV03」
- コンチネンタル、「ComfortContact CC7」
ダンロップ、「ENASAVE EC204」
ダンロップ、「ENASAVE EC204」の主な特徴は以下の通りです。
- 優れた低燃費性能:転がり抵抗を低減することで、優れた燃費性能を実現しています。
- 長持ちする耐摩耗性:偏摩耗を抑制し、タイヤが長持ちするように設計されています。
- 技術的な工夫:圧力分散のための非対称ブロック、新プロファイル、そして接地面の角にかかる圧力を分散させる技術が採用されています。

- 185/65R15 88S
- 185/60R15 84H
- 195/50R16 84V
- 175/70R14 84S
ダンロップの「ENASAVE EC204」が長距離走行に向いている主な理由は、以下の通りです。
- 耐摩耗性(タイヤの持ちが良い):偏った摩耗(偏摩耗)を抑制し、タイヤが長持ちするように設計されているため、交換頻度を減らせます。
- 低燃費性能:転がり抵抗を低くすることで、ガソリン消費を抑える効果があり、燃料費を節約しながら長距離を走ることが可能です。
環境とお財布に優しく、耐久性に優れている「長持ちする低燃費タイヤ」と言えます。
ヨコハマゴム、「BluEarth-RV03」
- ミニバン専用タイヤ
ヨコハマゴム、「BluEarth(ブルーアース)-RV03」の主な特徴は以下の通りです。
- 静粛性:ロードノイズを抑制し、車内をより静かで快適な空間にします。
- 摩耗寿命の向上:従来品(RV-02)に比べて摩耗寿命が向上し、長持ちします。
- ウェット性能の維持:雨の日に強く、高いウェット性能を維持します。
- 操縦安定性:ふらつきや偏摩耗を抑制し、安定した走りを実現します。
- 低燃費:低転がり抵抗性能を向上させ、燃費の改善に貢献します。

- 185/65R15 88H
- 185/60R15 84H
ヨコハマゴム、「BluEarth-RV03」が長距離走行に向いている主な理由は、以下の通りです。
- 高速安定性・直進安定性:ミニバン特有のふらつきを抑制する専用設計(パワーインサイドショルダー、ツインパワーリブ)を採用。高速走行時の安定性を高め、長距離運転での疲労を軽減します。
- 静粛性(コンフォート性能):ロードノイズを大幅に低減し、特に2列目・3列目シートの静粛性を向上。長時間の移動でも、会話や音楽が楽しめる高い車内快適性を実現します。
- 耐摩耗性・寿命:摩耗寿命が向上しており、走行距離が伸びる長距離走行でもタイヤが長持ちします。偏摩耗(片減り)を抑制する技術により、タイヤの寿命を延ばし経済性に優れます。
ミニバンに乗る家族の快適なロングドライブと安全性を追求した、コンフォート系ミニバン専用タイヤと言えます。
コンチネンタル、「ComfortContact CC7」
コンチネンタル、「ComfortContact(コンフォートコンタクト)CC7」の主な特徴は以下の通りです。
- 極上の静粛性:最新技術でノイズレベルを低減し、会話や音楽を楽しめる静かな車内環境を実現します。
- 技術:ノイズ・ミューター(ノイズ・ブレーカー 3.0、ヘルムホルツ式レゾネーター)を採用。
- 快適な乗り心地:路面からの衝撃を効果的に軽減し、スムーズで快適な走行を提供します。
- 技術:ゼロ・ショック・パターンとエバー・フレックス・コンパウンドを採用。
- ロングライフ性能:柔軟性と耐摩耗性を両立したコンパウンドにより、快適な乗り心地が長く続きます。
- EV対応:電気自動車(EV)にも使用可能です。

- 185/65R15 88H
- 185/60R15 84H
- 195/50R16 88V XL
- 175/70R14 84H
コンチネンタル、「ComfortContact CC7」が長距離走行に向いている主な理由は、以下の通りです。
- 静粛性(疲労軽減):独自の消音技術によりロードノイズを大幅に低減し、長時間の運転でもドライバーと同乗者の疲労を和らげます。
- 快適な乗り心地:路面の衝撃を吸収する柔軟なコンパウンドにより、高速走行中も快適でマイルドな乗り心地を維持します。
- 耐摩耗性・寿命:「ロングライフ性能」に優れており、長距離走行による摩耗に強く、経済的に長く使用できます。
「静かで快適な移動と、長期間使える経済性」という長距離ドライブで重要な要素を兼ね備えたコンフォートタイヤと言えます。
おすすめのタイヤ、価格順
おすすめのタイヤの価格を安い順に並べました。
- ダンロップ、「ENASAVE EC204」(長距離向け)
- ヨコハマゴム、「BluEarth RV03」(長距離向け)
- コンチネンタル、「ComfortContact CC7」(長距離向け)
- ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」(街乗り向け)
- ブリヂストン、「ECOPIA NH200C」(街乗り向け)
- ブリヂストン、「REGNO GR-XⅢ」(街乗り向け)※1
※1.ブリヂストン、「REGNO GR-XIII」は、静粛性と乗り心地が非常に優れているため、街乗りだけでなく、長距離走行にも非常に適しています。
信頼性と低価格を両立!コスパの優れたタイヤ
PIRELLI、「POWERGY」
- 対象車種:CUV・SUV、ミニバン・セダン向けのサマータイヤ。
PIRELLI(ピレリ)、「POWERGY(パワジー)」は、街乗りで最も強みを発揮しつつ、長距離走行もバランス良くこなせるツーリングタイヤです。
主な特徴
- 環境・燃費性能:転がり抵抗を低減し、燃費向上に貢献(全サイズエコタイヤ登録)。環境への影響が少ないグリーンパフォーマンス。
- 安全性能(ウェット):高いウェットグリップとブレーキング性能。 ワイドセンター溝やサイプ形状による優れた耐ハイドロプレーニング性能。
- ドライ性能:正確なハンドリングを実現。
- 快適性:高い快適性。連動したサイプ形状による低騒音化。
- コンパウンド:ウェット・ドライ性能と耐摩耗性を両立したハイパフォーマンスコンパウンド。

- 185/65R15 88H
- 185/60R15 84H
「POWERGY」は、街乗りで最も強みを発揮しつつ、長距離走行もバランス良く対応できツーリングタイヤです。
一方で、「減りが早いように感じる。」というユーザーの声も一部に見られるため、頻繁な長距離走行や年間走行距離が多い(多走行の)車両には、耐摩耗性(耐久性)を追求した他製品の検討をおすすめします。
しかし、燃費性能、快適性、そして価格のバランスを重視する方にとって「POWERGY」は、非常に魅力的な選択肢となります。
シエンタにおすすめのタイヤはどこで買える?
この記事で紹介しましたタイヤは、「フジコーポレーション」で購入できます。
フジコーポレーションは、国内外の有名タイヤメーカーの製品を豊富に取り扱い。
タイヤサイズ、種類が豊富で、車種や使用目的に合わせて選ぶことができます。
フジコーポレーションの特徴
- 関東、中部、東北を中心に全国48店舗との連携(関西では、大阪1店舗・兵庫1店舗)
- 車種や用途に合せた豊富な品揃え
- 自社オリジナルブランドタイヤを中心に国内タイヤメーカーのタイヤを安価に提供。GRIPMAX(グリップマックス)が人気です。
- 宇佐美グループ(ガソリンスタンド)を含む全国に4,000店舗の提携取付店
タイヤを低価格で購入したい方にオススメです。
【公式サイト】>>>フジ・コーポレーション
(注文の流れ)
- タイヤもしくは、タイヤホイールセットをカートに入れ、注文手続きに進みます。
- 注文内容を確認し、「お近くの取付協力店で受取・取付」を選択します。
- タイヤ単品の場合は、車の情報を入力します。(作業工賃が自動的に計算)
- 注文確定後、納期とあわせて取付希望日時などをヒアリングするためのメールが届きます。
- メール内の登録フォームに希望日時や住所などを記入します。
- フジコーポレーションから、最寄りの取付店と予約確定のメールが届きます。
- 予約した日時に、取付店に車で行きタイヤ交換。
【公式サイト】>>>フジ・コーポレーション
※会員登録せず購入も可能です。
ロードインデックスと空気圧について
シエンタの純正タイヤは、STD:スタンダード規格のタイヤです。
シエンタのタイヤを、純正のSTD:スタンダード規格からXL:エクストラロード規格のタイヤに交換した場合の空気圧設定について解説します。
純正タイヤ(新車装着タイヤ)のサイズ
- 185/65R15 88S
- 185/60R15 84H
タイヤ交換で、XL:エクストラロード規格のタイヤに変更した場合、以下が適合します。
- 185/65R15 92〇 XL
- 185/60R15 88〇 XL
※〇は、SやHなどの速度記号です。
XL規格のタイヤに交換した場合の適切な設定空気圧の調べ方
185/65R15、185/60R15の順に解説します。
※185/60R15と195/50R16、175/70R14は同じです。
185/65R15の場合
- STD:スタンダード規格のロードインデックス「88」
- XL:エクストラロード規格のロードインデックス「92」
手順1.ご使用の車両の運転席の扉を開け「空気圧表示ラベル」から指定空気圧を確認します。
手順2.下記表の赤枠の中から、手順1で確認した指定空気圧を探し、その下に記載のタイヤ1本あたりの耐荷重kgを確認します。

手順3.手順2で調べた耐荷重kgを下記表の青枠の中から下回らない最も近い数値を探します。その数値の下の青文字の空気圧が、XL:エクストラロード規格のタイヤにおける適切な設定空気圧となります。

185/60R15、195/50R16、175/70R14の場合
- STD:スタンダード規格のロードインデックス「84」
- XL:エクストラロード規格のロードインデックス「88」
手順1.ご使用の車両の運転席の扉を開け「空気圧表示ラベル」から指定空気圧を確認します。
手順2.下記表の赤枠の中から、手順1で確認した指定空気圧を探し、その下に記載のタイヤ1本あたりの耐荷重kgを確認します。

手順3.手順2で調べた耐荷重kgを下記表の青枠の中から下回らない最も近い数値を探します。その数値の下の青文字の空気圧が、XL:エクストラロード規格のタイヤにおける適切な設定空気圧となります。

空気圧の過不足による影響
設定空気圧が高い場合
- グリップ力の低下
- 乗り心地が硬くなる(跳ねるなど)
- タイヤの中央部分が摩耗しやすい傾向
設定空気圧が低い場合
- 直進安定性の低下
- 乗り心地が柔らかくなる(カーブで腰砕け感)
- タイヤの両サイド部分が摩耗しやすい傾向
※一般的に、前輪はハンドリングの影響でタイヤの外側、後輪はキャンバー角の影響でタイヤの内側が摩耗しやすい傾向があります。
タイヤサイズの調べ方
- 現在付いているタイヤの側面(サイドウォール)を確認する。
- 運転席側の扉を開け、後部扉との間に貼られている空気圧表示ラベル(ステッカー)を確認する。
- ネットの通販サイトで、車種名・年式・型式を入力し、タイヤサイズを調べる。
1番確実なのは、「1.現在付いているタイヤの側面(サイドウォール)を確認する。」です。
※必ず赤〇の数字(ロードインデックス)も確認するようにしてください。この数字が小さい数字のタイヤを取り付けると車検に通りません。
1.現在付いているタイヤの側面(サイドウォール)を確認する。

2.運転席側の扉を開け、後部扉との間に貼られている空気圧表示ラベル(ステッカー)を確認する。

【 ロードインデックスに関する関連記事 】
買ってはいけないタイヤ。失敗するタイヤ選び - ナイロの備忘録 (nairo716.com)
- 現在付いているタイヤの側面(サイドウォール)を確認する。
- 運転席側の扉を開け、後部扉との間に貼られている空気圧表示ラベル(ステッカー)を確認する。
- ネットの通販サイトで、車種名・年式・型式を入力し、タイヤサイズを調べる。
2.と3.は、新車で購入時は問題ないですが、中古車で購入の場合、純正ホイール(タイヤサイズ)とは異なるホイールに交換されているケースがあります。
※車種によっては、2.の空気圧表示ラベル(ステッカー)に2種類のタイヤサイズが記載されているケースもあります。

タイヤ専門の通販サイトでタイヤを購入する場合、サイト内で車種・年式・型式を選択後、タイヤサイズを選択することで、車種に適合しないタイヤを誤って購入するリスクが未然に防げます。
年式、型式は、車検証で確認できます。
- 年式は、下記写真の赤アンダーライン「初度登録年月」
- 型式は、下記写真の青アンダーライン「型式」

シエンタにおすすめのタイヤ
街乗り向けにおすすめのタイヤ
- ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」
- ブリヂストン、「ECOPIA NH200C」
- ブリヂストン、「REGNO GR-XⅢ」
長距離走行向けにおすすめのタイヤ
- ダンロップ、「ENASAVE EC204」
- ヨコハマゴム、「BluEarth-RV03」
- コンチネンタル、「ComfortContact CC7」
フジコーポレーションは、全国に4,000店舗の提携取付店があり、近くでタイヤ交換が可能に!
タイヤを低価格で購入したい方にオススメです。
【公式サイト】>>>フジ・コーポレーション
※会員登録せずに購入できます。
タイヤは製造から5年でどうなる?
タイヤはゴム製品で、製造から5年経過すると、経年劣化が始まります。
具体的には、以下の様な変化が起こります。
- ゴムの硬化
- ひび割れ
- 空気漏れ
ゴムの硬化
タイヤのゴムは、時間の経過とともに硬化していきます。
硬化すると、柔軟性が失われ、グリップ力や乗り心地が低下します。
特に、寒暖差や紫外線などの影響を受けやすい場所では、劣化が早くなります。
ひび割れ
経年劣化により、タイヤ表面にひび割れが発生することがあります。
ひび割れが大きくなると、バースト(破裂)に繋がる危険性があります。
ひび割れは、タイヤの側面に発生しやすいです。
空気漏れ
経年劣化により、タイヤのゴムが劣化し、空気漏れが発生することがあります。
空気圧が低下すると、燃費が悪くなったり、ハンドリング性能が低下したりします。
空気漏れは、バルブ周辺から発生しやすいです。
上記以外にも、以下の様な変化が起こる可能性があります。
- ウェット性能の低下
- 乗り心地の悪化
- 燃費の悪化
- ロードノイズの増加
5年経過したタイヤは、安全性の観点から交換を推奨されています。
ただし、使用状況や保管状況によって、劣化の程度は異なります。
以下のような場合は、5年経過していても問題なく使用できる可能性があります。
- 走行距離が少ない
- 屋内保管
- ひび割れや空気漏れがない
走行距離が少ない
年間5,000km以下程度しか走行していない場合は、5年経過しても問題なく使用できる可能性があります。
屋内保管
季節ごとにサマータイヤ(夏タイヤ)とスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)に交換し、交換したタイヤは、直射日光や雨に濡れない場所で保管している場合は、劣化が遅くなります。
ひび割れや空気漏れがない
定期的にタイヤをチェックし、ひび割れや空気漏れがないことを確認してください。
タイヤの製造年月日の調べ方
タイヤの側面(サイドウォール)に4ケタの数字が表示されています。
※4ケタの数字の前にアルファベットが付いてる場合と付いていない場合があります。



下2ケタの数字が製造年です。
上記写真、「JCK1319」は、19→2019年、13→13週。
よって、2019年の3月25日から3月31日の間に製造されたタイヤということになります。
※Google検索で、「〇〇〇〇年〇〇週は、いつ」で検索できます。
タイヤの劣化や消耗を早める要因
タイヤの劣化や消耗を早める代表的な要因は、以下の通りです。
- 急の付く運転
- 空気圧の不足
- 荷物の過積載
急の付く運転
急発進、急ブレーキ、急ハンドルなどの激しい運転は、タイヤの劣化や消耗を早めます。
空気圧の不足
空気圧が不足したまま走行すると、タイヤの負担が大きくなり、劣化が早まります。
- 空気圧不足の場合、タイヤが路面に接地する部分の両サイドが減りやすくなります。
- 空気圧が高過ぎる場合、タイヤが路面に接地する部分のセンター部分が減りやすくなります。
荷物の過積載
タイヤに負荷がかかりすぎるのも、劣化や消耗を早めます。
タイヤを長持ちさせるための対策
タイヤを長持ちさせるための対策は、以下の通りです。
- 急の付く運転を避ける。
- 適正な空気圧を維持する。
- 必要な荷物以外は車内に載せない。
- 直射日光や雨を避けて保管する。
急の付く運転を避ける
急発進、急ブレーキ、急ハンドルなどの激しい運転は避けましょう。
適正な空気圧を維持する
定期的に空気圧をチェックし、適正な空気圧を維持しましょう。
タイヤの空気圧チェックは、最低でも月に1回の頻度で行うことが推奨されています。これは、タイヤの空気圧が自然に1ヶ月に約5~10%程度減少していくためです。
- 空気圧チェックのポイント:空気圧は、タイヤが冷えている状態で測定してください。
適正な空気圧は、運転席の扉を開いたところに、空気圧表示ラベルが貼られています。
※車種、タイヤサイズごとに適正空気圧は異なります。

必要な荷物以外は車内に載せない。
タイヤに負荷がかかりすぎないように、必要な荷物以外は車内に載せない。
※燃費悪化の原因ともなります。
荷物の積み過ぎには注意しましょう。
直射日光や雨を避けて保管する。
サマータイヤ(夏タイヤ)とスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)に交換したタイヤは、直射日光や雨に濡れない場所で保管しましょう。
タイヤは消耗品です。
定期的に交換が必要。
上記の点に注意し、安全運転を心がけてください。
シエンタの純正タイヤの特徴とメーカー、おすすめのタイヤはどれ!まとめ
シエンタの純正タイヤとメーカー。
- トーヨータイヤ、ナノエナジーJ67
- ダンロップ、エナセーブ EC300+
シエンタの純正タイヤは、燃費性能、静粛性、ライフ性能、ウェット性能、乗り心地のバランスが良く、快適な走行を実現しているタイヤです。
しかし、新車装着OEタイヤは、カー用品店、整備工場、ガソリンスタンドでは購入が難しく、REPタイヤ(市販タイヤ)に交換することがほとんどです。
タイヤは、メーカーが多い!種類が多い!
結果、「どれが良い?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、参考にしてみてください。
シエンタにおすすめのタイヤ
街乗り向けにおすすめのタイヤ
- ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」
- ブリヂストン、「ECOPIA NH200C」
- ブリヂストン、「REGNO GR-XⅢ」
長距離走行向けにおすすめのタイヤ
- ダンロップ、「ENASAVE EC204」
- ヨコハマゴム、「BluEarth-RV03」
- コンチネンタル、「ComfortContact CC7」
おすすめのタイヤの価格を安い順に並べました。
- ダンロップ、「ENASAVE EC204」(長距離向け)
- ヨコハマゴム、「BluEarth RV03」(長距離向け)
- コンチネンタル、「ComfortContact CC7」(長距離向け)
- ミシュラン、「MICHELIN ENERGY SAVER 4」(街乗り向け)
- ブリヂストン、「ECOPIA NH200C」(街乗り向け)
- ブリヂストン、「REGNO GR-XⅢ」(街乗り向け)※1
※1.ブリヂストン、「REGNO GR-XIII」は、静粛性と乗り心地が非常に優れているため、街乗りだけでなく、長距離走行にも非常に適しています。
この記事で紹介しましたタイヤは、「フジコーポレーション」で購入できます。
フジコーポレーションは、全国に4,000店舗の提携取付店があり、近くでタイヤ交換が可能に!
タイヤを低価格で購入したい方にオススメです。
【公式サイト】>>>フジ・コーポレーション
※会員登録せずに購入できます。
この記事が、シエンタのタイヤ交換をご検討中の方のご参考になれば幸いです。
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